マタニティ・産後ママのための情報ブログ -大阪市さらさ整骨院-

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妊娠中はいつから腰痛が起こる?妊婦の腰痛の原因と対処法

妊娠中の腰痛はいつからおこる?原因と対応策

ブログを読んでいただき、誠のありがとうございます。

マタニティ・産後ママのための情報ブログです。

今回は妊娠中に多い「腰痛」についてお話します。

 

妊娠中に多い症状で腰痛なんですが、当院でも腰痛の悩みを訴える方がとても多いのです。

この記事をお読みのあなたも腰痛でお悩みではないでしょうか?

 

「なんとなくダル痛いな~」

 

というぐらいでしてたら我慢できると思いますが、

 

「まだ妊娠5ヶ月でなのに、寝返りしたり、座っているだけでも痛む」

 

という方の場合は、とてもじゃないけど我慢できないと思います。

お仕事をされている方でしたら、なおさら早く改善したいですよね。

ではなぜ妊娠中に腰痛が起こりやすいのでしょうか?

今回はそんな妊娠中の腰痛の原因についてお話します。

 

【妊娠中の腰痛が起こる原因とは?】

妊娠中の腰痛の原因

なぜ妊娠中は腰痛が多いのでしょうか?

腰痛でも、妊娠初期と後期では原因がちょっと違ってきます。

なのであなたの妊娠周期に照らし合わせてお読み下さい。

 

・妊娠初期の腰痛が起こる原因とは

あまり知られていませんが、妊娠するとすぐに「リラキシン」という名前のホルモンが分泌されます。

このホルモンは骨盤の関節などを緩める働きがあります。

これは出産で赤ちゃんが産道を通りやすくなるように骨盤を広げるためです。

しかしこのホルモンの影響で骨盤が緩くなると、骨盤が不安定になってしまいます。

 

これによって骨盤の関節( 仙腸関節 )が緩くなって動きすぎてしまい、腰痛などの症状が出やすくなるのです。

特に運動不足の人は元々骨盤の周りの筋肉が弱く、仙腸関節が緩いことが多いので、こういったことが昔よりも多くなってきているのです。

 

・妊娠後期の腰痛が起こる原因とは

妊娠後期になると、骨盤の緩みだけでなく、お腹の赤ちゃんの成長も腰痛に大きく関係してきます。

お腹が大きくなると、重心のバランスが大きく変わります。

お腹が前に出てくると、バランスをとるために腰は反るような状態になるので、常に腰に負担がかかるため、腰痛が起こるのです。

また体重も徐々に増加し、立ったり座ったりや、起き上がる時に腰に負担がかかることも原因の一つです。  

 

【 産後に腰痛が起こりやすい理由とは?

妊娠中にようつうが起こりやすい理由

1.骨盤のゆるみ

 先程も説明したように、妊娠すると骨盤周りの靭帯や筋肉が緩くなり、骨盤がグラグラと不安定になります。

骨盤が緩くなるのは、妊娠直後から分泌されている「リラキシン」というホルモンの作用によって起こります。

リラキシンは関節を緩める作用があり、出産に備えて、骨盤を緩めようとするのです。

そして産後すぐの骨盤は、分娩によって最大限に広げるために、最も緩くなっている状態です。

 

では骨盤が緩くなると、体はどう変化するのでしょうか?

 

人間の体は家に例えることができます。

そして骨盤は家でいうと大黒柱にあたります。

大黒柱がグラグラしていると床が傾いたり、ドアが開かなくなったり、壁にヒビが入ってきたりしてあちこちに不具合が出てきます。

 

これが人間の体だとどうなるのでしょうか?

骨盤が不安定だと体全体が不安定になってきます。

すると筋肉が硬くなったり、関節に負担がかかったり、神経が圧迫されたりと、あちこちが傷んできます。

特に腰は上半身を支えていますので、骨盤が不安定だと腰に最も負担がかかってくるので腰痛が起こるのです。

 

この骨盤の緩みはおよそ3ヶ月前後で落ち着く場合が多いのですが、半年以上経っても緩くなったままの状態が続くことがあります。

そのまま放置しているとギックリ腰が頻繁に起こるようになることもありますし、もっとひどい場合はヘルニアを引き起こすこともありますので、十分気をつけて下さい。

  

2.全身疲労

出産後の体は、皆さんが想像している以上にボロボロになっています。

数ヶ月の妊娠期間と長時間の分娩で、かなりの体力を使いますし、全身の筋肉や関節にも大きな負担がかかってしまいます。

特に高齢出産になると体への負担はより大きくなります。

こうした全身の疲労などが蓄積すると血液の循環不良が起こり、ギックリ腰のようにかなり強い痛みが起きることが多くなります。

特に里帰りをせずに、親などの助けがなくて1人で育児も家事もしていると、いわゆる「産後の肥立ち」が悪くなってしまいます。

このような方は特に注意が必要です。

出産後1ヶ月はできるだけ体を休めて、体力を回復させることが大切です。

育児もして家事もして、さらに寝不足になってしまうと体力は消耗こそすれ、なかなか回復に至らなくなってしまいます。  

3.生活習慣の変化

現代の日本人は、昔の生活とかなり違ってきています。

特に歩くことが少なくなったり、イスやソファでの生活が当たり前になってきています。

このような現代の生活習慣は、特に骨盤周りの筋肉が弱くなります。

骨盤周りの筋肉が弱くなると、骨盤の関節(仙腸関節)を支える力が弱くなってしまうので、妊娠することでさらに弱くなるので、腰に大きな負担がかかり、腰痛が起こるのです。

 

【まとめ】

いかがでしょうか?

妊娠中の腰痛の原因は「骨盤の緩み」が大きく関係します。

妊娠中は負担がかかりやすいので、できるだけ普段から運動や姿勢に気をつけて生活することを心掛けましょう。

 

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