産後の骨盤矯正が必要な、知っておくべき5つの理由
マタニティ・産後ママのための情報ブログを読んで頂き、誠にありがとうございます。
最近では「産後には骨盤矯正をする」ということがが一般的になってきています。
この記事をお読みのあなたも、
「いつから骨盤の調整をしたらいいの?」
「産後で体が辛いので整体に行きたい」
「産後の骨盤ケアはどうするの?」
などのお悩みがあると思います。
今ではインターネットで調べると、様々な産後ケアのサロンや整体が見つかります。
でも実際に何が目的で産後の骨盤矯正をするのかわからないと思います。
なので今回は、なぜ産後に骨盤矯正をしなくてはならないのかということについてお話します。
【産後の骨盤を矯正する5つの理由】
1.女性ホルモンの分泌
産後の骨盤は、腹筋や骨盤底筋が緩んでしまい、内臓が下がり、骨盤の一番下の方にある子宮や卵巣が圧迫感されてきます。
すると子宮・卵巣内の血流が悪くなり、女性ホルモンの分泌が悪くなってしまうのです。
女性ホルモンは中から体をきれいにしてくれるホルモンであり、また妊娠に関係するホルモンでもありますので、2人目不妊の予防にも大きく影響します。
2.体型の変化
体型の変化は女性にとって、とても大きな悩みです。
出産後、妊娠前のパンツがまったく入らなくなってしまったという方がよくいらっしゃいます。
また、体重は減ったのに、スカ-トのファスナーが締まらないという方もいらっしゃいます。
これは出産で骨盤が広がってしまったからなのです。
骨盤が広がると下半身が広がってしまい、お尻や脚が太く見えてしまいますので、早めに戻しておきましょう。
3.子宮脱・膀胱脱
出産時には骨盤の底の部分(産道)が広がり、同時に骨盤の底にある骨盤底筋も緩みます。
この骨盤底筋は、内臓が下に落ちるのを支えている筋肉で、この骨盤底筋が弱くなると、骨盤内の一番下にある子宮や膀胱が下がってしまうのです。
ひどい場合は手術が必要になることもあるので、産後骨盤底筋を鍛えていく必要があります。
4.腰痛・恥骨痛・坐骨神経痛など
産後は腰痛などの症状が出やすくなりますが、これも骨盤の緩みやゆがみが原因になっています。
産後の骨盤は非常に不安定で骨盤はボロボロになっています。
そんな状態で骨盤を支えようと体中の筋肉が頑張りすぎてしまい、様々な症状が出てくるのです。
5.尿もれの改善・予防
出産で多い症状が「尿漏れ」です。
これも出産で産道が広がる際に、骨盤底筋が伸びたりして緩くなるのが原因です。
この骨盤底筋は尿道を締める役割もしています。
なのでこの筋肉を締める必要があるのですが、骨盤を締めることでより筋肉も引き締まりやすくなるのです。
【まとめ】
いかがでしょうか? 産後はあなたが思っているよりも骨盤はボロボロになってしまってます。 産後の骨盤矯正を始めるのに適しているのは、産後6ヵ月以内が理想とされています。 ですが、6ヵ月過ぎても十分改善は可能です。 しっかりと骨盤ケアをして、痛みのないキレイな身体を取り戻しましょう!